「バーチャルYouTuber/VTuber」の親分ことキズナアイの動画を見てたら割と「スーパーAIですから」って話されていますが、AI(人工知能)が発達すると人間の知性を超えてシンギュラリティが起きるとも言われていて、シンギュラリティというキーワードを目にすることもあります。
本投稿では、いまいち馴染みのないコトバであるシンギュラリティー(singularity)とは何かや、孫正義の語るAI(人工知能)の未来の話を読み解き、シンギュラリティについてまとめました。AIによって、今よりもより良い未来が訪れるとよいですね。
目次で概要をチェック
シンギュラリティ(singularity)とは何か徹底解説
「バーチャルYouTuber/VTuber」の象徴と言えばキズナアイさんですが、キズナアイさんは
- 人工知能(AI)を超えた「スーパーAI」が人間のカタチをしていて、
- AIだから中の人は当然いないし、声もコンピュータが話していて、
- スーパーAIが見た目年齢が16歳がちやほやされると認識して今のアニメルックの見た目を作って最適解とした
という設定ですよねw。
キズナアイさんの設定の信ぴょう性はともかくとして、最近AI(人工知能)というコトバや、シンギュラリティというコトバを耳にする機会が増えてきたので、人工知能人(AI)の定義や、シンギュラリティとは何かについて調べました。
人工知能(AI)とは?
まずは、人工知能の定義を見てみましょう。
人工知能は英語で「 artifical intelligence」ですが、この頭文字をとってAIと呼ばれますが、人工知能=AIということも大分、認知されてきているのではないでしょうか。
ちなみに、人工知能という言葉が世界ではじめて生まれたのは1950年代で、当時、プログラミング言語LISPを開発したジョン・マッカーシーという人が人工知能という用語を作り出したようです。それから現在まで70年近くずっと様々な人工知能に関する研究が行われていて、私たちの生活の利便性を影で支えてくれていると思われます。
人工知能(AI)の商品・サービスはどんなものがあるの?
最近は食品工場などでは、すでにロボットが人間のかわりに、工場で難しい処理を大量に行ったり、24時間可動したり、人間よりも活躍してくれるロボットが生産活動を支えてくれています。
ラーメン工場のロボットの動画を見てみると、
早いし正確そうですし、ロボットが人間以上に仕事をこなしてくれてるのが、わかりますね。
そして、ロボットが登場した当初は、ルーチンワーク的な作業以外はコンピュータには出来ないって言われていた時代もありましたが、人工知能の研究の発達により、それも覆りそうな状況になっています。
工場のロボットはプログラミングされた動きを行うものだと思いますが、人工知能(AI)が発達すると過去の大量の情報を集めたビッグデータから分析したり、未来予測したりして、知的な活動についてもコンピュータが人間以上に働いてくれる日がきそうですね。
ちなみに、2018年12月現在、身近に商品化されつつある人工知能の利用されている商品・サービスとしては、
- お掃除ロボット
- 自動車の自動運転
- Google検索エンジンの最適化
- 天気予報
- 囲碁のAI
などで活用されているようです。特に天気予報について、かなり予測精度が上がってきているという話も聞かれます。
また、2017年にはグーグルの囲碁AIが人間の最強棋士に勝利したことも話題になりました。
続いて、シンギュラリティの話をみていきましょう。
シンギュラリティとは何か?
シンギュラリティの定義からみていきましょう。
具体的なイメージはパッとわからないですが、雰囲気はイメージ出来ましたか?
ちなみに、2005年に米国の未来学者レイ・カーツワイルさんが2045年にシンギュラリティが到来すると発表されていて、2045年問題といわれることもある様子。
シンギュラリティの概念はシンプルですが、詳細な研究内容はとても複雑で、難しそうなのでリアトがわかる範囲でザックリシンギュラリティについて簡単に解説してみます。
シンギュラリティ(技術的特異点)が起きると言われるステップは、
- (前提)CPUやメモリなどハードウェアが進化、発達
- ビッグデータをAI(人工知能)が読み込み学習、分析機能を持つ
- 人工知能が自ら学習し進化していく
- 人工知能が人工知能を生み出すようになる
- 人工知能が人間の知能を超えて活躍する
という感じ。今はステップ2-3の段階じゃないかと思われます。
ザックリわかればいい方は、↑の理解でそう外れてはいないと思います。
続いて、孫正義さんが語ったAI(人工知能)の未来の話について調べました。
孫正義が語ったAI(人工知能)の未来の話とは?
孫正義(そんまさよし)さんが2018年6月に「孫正義が語る超知性時代に生き残れる人の分岐点」という講演をされて、その時にAIの未来やシンギュラリティについて話をされていたようなので、どんな内容だったかザックリ調べました。
人類は人工知能に勝てなくなる
孫正義さんが講演で、
30年後には人類はほとんどの分野で人工知能(AI)に勝てなくなる
という話をされていました。
具体的な根拠的な話として
- 人間の脳細胞には0と1の組み合わせでニューロンが入っている
- コンピュータで0と1を担う役割がトランジスタ
- 2018年トランジスタの数が1チップに300億個となり人間のニューロンを超えた
ということを話されていたようです。
ちなみに30年後はトランジスタの数は今の約100万倍になっているという話で、このチップの中に人工知能により蓄積された情報や計算が入ると、ほとんどの分野で人工知能に人類が勝てなくなるっていう話。
また、孫正義さんいわくシンギュラリティがおきると、
- IoT
- AI(人工知能)
- スマートロボット
が発達し、この3つによりあらゆる産業が再定義されていくと予想されているようです。
イメージだけしかわからないですが30年後なら、現在、安全が不安視されている自動運転カーも、超安全になって技術の発達により空を自動運転で飛んでいる的な、なにかの映画で見たような未来がやってくるのかもしれませんね。
(番外)人工知能と技術の融合がより期待される分野とは?
また、人工知能が発達し、ビッグデータを利用した計算と、テクノロジーの発達により現在、成長が期待される1分野について先日調べた内容をご紹介します。
実は2018年冬ドラマで「下町ロケット2」が放送されていますが、その放送を見ながら気になったテーマを調べていたら、人工知能と無人運転ロボットの融合で農業分野での研究が盛んということを知りました。
具体的な農業での無人運転ロボットの話でいうと、ザックリですが、
- 人工知能が人工衛星で見た畑の衛星写真を解析して、農薬の散布量を細かく計算
- 計算結果を無人運転ロボットが読み込み、無人で畑に稲(お米の場合)を巻く
- 収穫時期についても天気予測と稲の成長を見て人工知能が計算して定説な収穫時期を計算
というかたちに、人手不足が叫ばれる農業の分野が、人工知能と無人運転ロボットの活躍により革命が起きて、今まで以上の高品質なお米をロボットが生産してくれる、といった未来が期待されているという話。
↑の研究分野では、実際に現在、様々な企業が何十年も農家をされている方とタッグを組んで、AIにいろいろ勉強させていて、部分的にはすでに無人運転でお米の生産、収穫もされているという話です。
人手不足が言われている食の分野で、ロボットが活躍咲いてくれるとありがたいですね。
まとめ
人工知能(AI)の定義や、現在AIが活用されている商品やサービス、さらにシンギュラリティの定義について調べました。また、孫正義さんの考える人工知能の未来についての話や、無人運転の農業ロボットの話も紹介しました。
シンギュラリティが起きるか起きないかはともかく、様々な分野で人工知能の発達により、私達の生活が豊かになるのは歓迎ですね。
本ブログでは、このようなリアトが気になったことも「調べてみた」シリーズで調べていきますので、このシリーズもどうぞご期待ください。
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